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2010年11月7日、FM J-WAVEで

「 環境・エコ・自然に関わる仕事をしている人にインタビュー。現場の体験から見出した『やりがい』や『たのしさ』『可能性』などを語ってもらいます。

そんな話を通じて、私たちに地球や環境のことを かんがえたり、自分にできることを見つけるきっかけを与えてくれるはずです」

をコンセプトにした番組、 TEPCO EARTH HUMMINGに 杉山社長が出演、オンエアされました。

 

インタビューの内容をまとめてみました。

 

杉山さんが手がけている「eモールド」とは?

 

通常の紙容器は紙を切って折り曲げたりして作るんですが、このeモールドというのは型でパルプを直接すきあげるという、紙すきの原理を使って作っている、 で「e」というのは環境に優しいというのでついてまして、このeモールドの原料はバカスといいまして、さとうきびから砂糖をしぼった残りかすを用いてま す。通常、紙容器というのは、たこ焼きを入れるようなものを、もし紙で作るとすれば紙を折り曲げて作っていくわけですが、そうすると折り目から汁が漏れて しまったりするんですけど、この製品に関しましては一体整形というんですか、どこにもつなぎ目がない形で深い物とか、ふたが一体型になっているようなフー ドパック状の物ができるというのが特徴です。非常に防水性や油にも強く、電子レンジなんかでも使えますし、紙のお皿なんかですと、BBQのお肉をたくさん 乗せるとお皿がグニャっと曲がってお肉が落っこっちゃったりするんですけど、これはそういう事はなくて、非常に強度が強いですね。

 

環境には関心があったんですか?この商品を手がけたきっかけは?

 

私なんかの世代ですと、ちょうど大阪万博の頃、小学生の終わりくらいでしたので、当時公害というのがすごくあって、人類は後20年で滅びちゃうんだという 話があって、子供としてはすごくショックで、昔から色々環境に関わった仕事をしてきました。私がeモールドと出会ったのは、1998〜99年頃です。あま り見た事の無い物なので、これはすごいと思いましたね。
通常プラスチックでしかできないような複雑な形がですねパルプで出来てて、しかも色々機能を持っているというところがビックリしました。やはり石油が今ど んどん無くなっていって将来的には脱石油社会を作っていかなければならないのに、プラスチックに頼らざる野を得ないのが現代社会なんですが、こういう物が 普及してくれば今までプラスチックで作られていた物も、こういう物に置き換えて行く事が出来るんじゃないかというのが、一番大きなキッカケだったと思いま す。

 

学園祭でこのeモールドが使われるようになったきっかけは?

 

ちょうど今から10年前くらいの2000年頃というのは、学生がさんが少し環境に興味を持った頃でして、当時環境と申しますと、主にゴミ問題が一番のテー マだったんですね、学園祭というのはたくさんゴミが出るんですね、何十トンと出るんです、学生たる者が町を汚す事をやっていいのかという問題意識があって ですね、できるだけ自分たちで出したゴミは自分たちで処理しようという希望がありまして、探していた時にこの容器は比較的分解しやすく、土に埋めておけば 分解するという事でマッチングがよかったという事ですね。

学生たちの環境に対する姿勢は変化していますか?

環境に配慮する学園祭は確実に毎年どんどん普及しているんですが、元々私が関わり始めた10年前は、逆に環境に関心を持っている人というのは、非常に関心 が高くて、知識も豊富だったんですが、今誰もが環境をやるというか、そんな感じなんで、ちょっと平均すると関心が低下しているんじゃないかと逆に思うとこ ろがあります。それは心配ですね。
でも具体的に知識とかは増えてますので、環境に優しい製品とか、どういう環境活動が良いかとか、CO2をどうやって削減するかとか、工夫はどんどん進んで まして。学生達は容器とか割り箸とかを使わなくても手で食べられるサンドウィッチ用のですね、トルティーヤやタコスとか、それを学園祭風にアレンジしたメ ニューを積極的に取り入れるような事もしています。

 

今後の目標や夢を教えてください。

 

仕事の面では、こういう環境活動をもうちょっとパワフルにやりたいなというか、色々環境といっても切り口がありますので、加速させていきたいというのが希望ですね。日本だけで環境に良い事やっても、他でとんでもない事やれば結局は日本緒環境も侵されてしまう訳ですから
日本の環境に良い事があれば、それを世界に普及させれば世界が良くなるという事はあるでしょうけど。環境に国境は無いというところもありますし、国際的な問題には非常に関心を持ってやっていけたらなと、思いますね。