e-モールドの機能・特徴
eモールドは、環境にやさしいエコ容器としての機能性だけでなく、ナチュラル志向の素材感、手触りがとてもおしゃれな、使い捨てが出来る紙容器です。
eモールド容器の機能
捨てられるはずのサトウキビの絞りカスから作られた容器は、実はなかなかの機能性を持っています。
優れた耐熱性・耐油性、そして電子レンジにも使える点は、プラスティックや紙容器と比べても遜色ありません。
もちろん、生分解性プラスティックなどの他のバイオマスから作られた容器に比べると、はるかに使い勝手がよく、コスト的なことも考えると、現時点で実用的な唯一のバイオマス容器と言っても過言ではありません。
特徴
i) 耐水、耐油、耐熱にすぐれた機能を持っています。
ii) 圧力試験、劣化試験でも「紙製品」を上回っています。
iii) 冷蔵、冷凍はもちろん、電子レンジにも使用できます。
ii) 圧力試験、劣化試験でも「紙製品」を上回っています。
iii) 冷蔵、冷凍はもちろん、電子レンジにも使用できます。
製造方法
サトウキビの絞りかすから、セルロース以外の部分を取り除き、バガスパルプを作ります。eモールドは、このバガスパルプを原料に、パルプモールドという方法で作られます。
パルプモールドは、紙漉きの原理を生かした方法で、水に分散させたバガスパルプを、まず容器の形をした網型で漉き上げます。そしてそれを加熱プレスすることで水分を飛ばして成形します。こんなにシンプルな方法でできるのは、セルロースどうしが自然に結合する(水素結合)紙つくりの原理を生かしているからで、プラスティックなどと異なり、生物資源の持っている自然の力を利用しているのです。